小さなチェンバロコンサートありがとうございました
先週末は、珈琲オッタにて、渡辺トシハルさんによる「小さなチェンバロコンサート」を開催しておりました。
今回は、ハルさんがご自身で作られた、新作のルネサンスチェンバロを演奏していただきます。
今までのイタリアンチェンバロよりも、さらに小さい箱型のチェンバロは、
中世のエリザベス女王が、ダンスをするのに愛したチェンバロなのだとか。
岐阜の総ヒノキで作られたチェンバロには、
ただいま珈琲オッタで展示会を開催中の、ハルさんの奥様 本間希代子さんの素敵な装飾がされています。
演奏する曲にまつわる、時代や背景、ちょっとしたなるほど話などを交えながら、
チェンバロの演奏を。
そして、チェンバロのサイズが小さくなった分、一緒に運ぶことができるようになった
古楽器のヴィオラ・ダ・ガンバ。
一見、チェロのようですが、ギターの先祖だそうです。
そして、オッタ10周年CD「ear:su nose:ru ーイヤスノセル」にも収録させていただいている「グリーンスリーブス」も、
首からかけておられるオカリナで演奏していただきました。
チェンバロの製作には、カラスの羽が必要になるのですが、
前回のコンサートの時にそれをお話しされたことを覚えていてくださって、
たくさんの羽を集めて、お持ちくださったお客さまも。
そんな、みなさんとのつながりがみられる、終始あたたかい雰囲気につつまれたコンサートでした。
お越しいただいたみなさまも、ありがとうございました!
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